肉離れ
こんなお悩みはありませんか?
肉離れはどのタイミングでなるのかわからないので、どう対策したらいいのかわかりません。
肉離れになった時に早急な対応は、冷やしたり動かさなかったり、どういったことをしたらいいですか?
肉離れになってクセがついた場合、再発しないためにどのような対策をしたらいいですか?
肉離れになってる感じがあるときに、どのように確かめるべきなのかわからない。
肉離れになった時の早く治せる治療、冷やしたりする方法はありますか?
肉離れで知っておくべきこと
肉離れを起こした場合の対策として知っておくべきこと
入浴してしまうと、血行が促進され、炎症が悪化する可能性があります。痛みや違和感がある間は、入浴を避けてシャワーだけで済ませるようにすると良いです。
お酒を飲むと血流が良くなり、炎症が悪化したり、内出血がひどくなったりすることがあります。内出血がひどくなると、筋繊維の中に血の塊ができて、重症化する恐れがありますので、控えた方が良いです。
温湿布は血行を促進してしまうため、炎症を悪化させたり、内出血が増加したりする可能性があります。患部を温めることで一時的に楽になることもありますが、温湿布は使用しないようにしましょう。
症状の現れ方は?
肉離れを起こすと、特に患部に強い痛みが出ることが多いです。損傷部分が凹んで見えたり、皮膚の色が変わり、内出血が起こることもあります。
また、断裂時には「ブチッ」といった音が聞こえることがあります。断裂付近の関節を曲げ伸ばししたり、患部を押したときにも痛みが出ることがあります。
痛みには強さの違いがあり、初期段階では歩くことができ、少し内出血が見られる程度で、筋繊維に大きな損傷はない場合もあります。しかし、重度の症状の場合、筋繊維が完全に断裂しているため、運動や歩行がほぼできなくなり、日常生活に支障が出ることがあります。この場合、松葉杖などの道具を必要とすることもあります。
その他の原因は?
肉離れを起こす方は、特にスポーツを行っている方に多く見られます。特に太ももの前側、後ろ側、内側、ふくらはぎなど、下半身の筋肉が肉離れを起こしやすい部位です。その主な原因としては、急なダッシュや激しい方向転換、切り返し、ジャンプの着地などが挙げられます。
また、運動前のウォーミングアップ不足や運動後のケア不足、加齢、オーバーワークなどにより筋肉の疲労が蓄積することも原因となります。ウォーミングアップ不足が原因となる場合、筋肉が冷えて硬い状態で激しい動きを行うことが痛みを引き起こします。
運動後のケア不足が原因の場合、回復が不十分な状態でさらに運動を続けることによって痛みを引き起こします。
肉離れを放置するとどうなる?
肉離れを放置すると、痛みやつっぱり感が残ることがあります。
勝手な思い込みや解釈で放置したり、医師の指示なく中途半端な段階で治療を中断してしまうと、回復しかけていた損傷が再び繰り返されることがあります。また、放置することで血腫や瘢痕組織が形成され、違和感が残ることがあり、日常生活に支障をきたす場合もあります。したがって、重症化する前に早めに病院を受診することが重要です。
肉離れに関しては、RICE処置が応急処置として行われますが、あくまで応急的な措置であり、安心せずに医師の診断を受けることをお勧めします。
当院の施術方法について
肉離れの状態によって施術内容は異なりますが、ひどい場合には筋肉に凹みが見られることがあります。その場合、まずは筋肉の収縮を避け、内出血が見られる場合は冷却を行います。出血を止めることで、痛みが広がるのを防ぐためです。その後、筋肉の緊張を和らげるために、電気を使った施術を行い、軽減を図ります。
さらに、周囲の筋肉を指圧などで緩めていきますが、肉離れが起きている部分には触れません。最後に圧迫固定を行い、対応いたします。急性期において、どれだけしっかりと施術を行うかが重要です。もしお困りの際は、一度ご相談いただけると幸いです。
改善していく上でのポイント
肉離れの回復を早めるためには、日常生活での動きを控えめにすることが重要です。痛みが出ている部分を動かさないことが基本です。筋肉がくっついた後でも、まだ強張りが残りやすいため、少しずつ筋肉を伸縮させることが必要です。その際、筋力をつけることではなく、柔軟性を意識して行うことが大切です。硬いままだと再発のリスクが高くなります。
同じ症状を繰り返さないためにも、身体を改善していくためには習慣を見直すことが最も効果的だと考えます。もしやり方が分からない場合は、一度当院でご相談ください。