ぎっくり背中
伸びをしようとすると、背中の筋肉が突っ張る感覚がある。
急に背中に痛みが走った。
身体を傾けると背中に痛みがでる。
重いものを持ち上げようとした際に背中に痛みが走った。
くしゃみ、咳をした際に背中に痛みが走った。
歩くだけでも背中に痛みが響く。
呼吸をするだけで背中が痛くなる。
このような症状でお悩みの方はいらっしゃいませんか?
背中の痛みは、生活の中のあらゆる場面で起こりやすい症状です。
放置せず、施術を行っていく必要があります。
ぎっくり背中に対する当院の考え
ぎっくり背中という言葉は、あまり耳にしない方のほうが多いのではないでしょうか。
よく言われるぎっくり腰が、背中に起きたものですが、そもそもぎっくり背中というのは俗称であり、診断名としては胸椎捻挫や背中の筋肉の挫傷といわれるものになります。胸椎捻挫や筋挫傷は、筋肉や筋膜の怪我であり、いわゆる肉離れのような状態です。
当院にいらっしゃる患者様の中では、重いものを持ち上げようとした際や急に起き上がろうとした際に背中に痛みが走ったというお声を多くいただきます。
施術院などで対処をしなかった場合、5日から二週間ほど痛みが続いてしまうこともあります。また、一度痛めると生活の動作で繰り返し痛みが出ます。
ぎっくり背中を放っておくとどうなるのか
ぎっくり背中を放っておくと、痛みが続きやすくなります。痛みが続くことにより、仕事中や日常生活の動作で痛みが出やすくなりますので、その痛みがストレスになり、より痛みを強く感じやすくなることが分かっています。
患者様の中には、仕事への支障が出始め、座って居られなくなったり動けなくなってからご来院される方もいらっしゃいますが、一度悪化してしまった症状は治りにくく、また仕事内容や生活背景などから再発してしまう方が多くいらっしゃいます。
症状を感じた場合は、放置せずに医療機関などを受診し、施術を受けることをお勧めします。
ぎっくり背中の軽減方法
お身体を痛めてしまった場合や背中に違和感を感じた場合は、できるだけ安静にして頂くことが第一です。痛みの発生の原因は過度な負荷をかける事や長時間同一姿勢を取ることにありますので、まずは痛みの出る動作や無理な姿勢を避けて過ごしてください。
ただ、現代の生活背景を考えるとお仕事をしている方、運動をしている方など、安静にすることが困難な方がほとんどです。いつも通りの生活を続けて痛みが悪化したり治りにくくなる前に、正しい施術を受けることが早期の症状軽減に繋がります。
安静にして頂き、痛みを取ることが第一ですが、生活の中に原因があることがほとんどですので、多くの方は生活背景、姿勢を整えることも必要になります。
施術を受けるとどう楽になるのか
『鍼』には消炎作用、鎮痛作用があり、痛みの出ている部分の症状を早期に軽減させる効果が期待できます。また、『電気』の効果としては、痛めている部分の筋肉をほぐし、血流を改善する事で炎症、痛みを軽減させます。
『骨格矯正』に関しては、骨盤、股関節、膝など一つ一つの筋肉、骨格にアプローチする事により身体の使い方を整えます。痛みが取れた後も、お身体に負荷のかかる姿勢で日常動作を続ける事により再発の可能性があります。身体のバランスを整えることで痛みの早期軽減、再発防止に繋がります。
軽減するために必要な施術頻度は?
多くの方は痛みや違和感があっても我慢してしまったり、変わらず日常生活を過ごしてしまったりと安静にして施術に専念することは難しいかと思います。
痛みの程度、日頃のお身体の負荷によっては、軽減にかかる時間も人それぞれです。可能であれば毎日、症状が落ち着いて来ましたら状態に応じてペースを落としての通院されることが望ましいです。